2012年4月26日木曜日

腰の痛み治療の第一人者 笠原巖の【公式サイト】


腰痛の本当の原因

足裏の異常と腰痛の関係

現在の地球環境は、重力の上に成り立っています。そして、地球上のすべての生物・構造物は、重力とのバランスを効率的に保つことで現在の形態をとどめており、それに合わせて創造されているのです。
私たちは「重力」という負担に対して、一時も休むことなく2本の足で調和を保つことを第一優先にしています。その「重力との調和」を最も多くコントロールしているところが、体表面積の1%にも満たない「足の裏」であり、私たちの根本的な健康法や予防医学の真意なのです。なぜなら、重力とのバランスが効率的に保たれたところに美や健康が生まれ、運動能力の発達と進化が促されているからです。
逆に、人間という構造体の土台となる足裏に歪みが生じるとたちまち重力とのバランスが崩れ、「原因のはっきりしない腰痛などの慢性痛や骨損傷、自律神経失調症状」が発生し、運動能力の低下あるいは退化が促進されてしまうのです。だからこそ、私は「足裏の不安定(足の異常)」と「慢性痛」「病気」とを関連付けられない現代医学に問題があると訴え続けています。
私たちの足裏は、歩いている時は体重の約3倍、走っている時は体重の約5倍もの重力を部分的に常に受けており、これが私たちの身体に大きな影響を及ぼしているのです。
ですから、子どもから大人になるにつれ足裏がしっかり安定して正しい歩行が促されると共に、骨格がしっかりと安定し、正しい筋肉がつき、運動能力が上がり、健康が得られるようにできているのです。

足は身体に対し、3つの機能をもって重力との調和を効率的に保っています。

1. 安定機能を促す


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足は歩行とともに骨格や姿勢を標準的に保ち、身体を安定させることで重力とのバランスを構造学的に整え、健康に導く。(姿勢や骨格・関節のバランスを正常に保つ)
積み木を思い浮かべて下さい。1段目が崩れたら、その上は反対側にずらし、またその上は逆側といった形で積み上げないとうまくバランスをとれません。この1段目が足裏なのです。足指を使わずに歩く悪い歩き方は重心をかかと移動させ、上部にズレを起こすことで人間は無意識にバランスをとろうとします。この影響が腰部まで及んだ場合、当然腰部には歪みが生じます。

2. 免震機能を促す

足は歩行とともに発生する過剰な衝撃波とねじれ波を標準的な状態に保ち、吸収・無害かすることで重力とのバランスを過労学的に整え健康に導く。(関節や骨の変形・老化などの過労性の損傷を最大限に防ぐ)
地震を思い浮かべて下さい。阪神淡路大震災の報告では、縦揺れの衝撃波でビルの中間層や高速道路を支える柱の中間部がつぶれたというのです。

これを人体に当てはめてみます。ビルや柱の中間部のつぶれや破壊は腰椎ヘルニア、脊椎分離症などの疲労骨折にあたり、ビルの一階や地下の破壊は、膝や足の部分にあてはまることがわかると思います。まさに、地震の縦揺れイコール『弱った足から伝わる莫大な衝撃』なのです。横揺れは、ビルのひび割れ、傾きを引き起こし、人体に当てはめると姿勢の乱れ、骨盤や脊椎の歪みやズレにつながります。

横揺れイコール『弱った足から伝わる必要以上のねじれ』なのです。このねじれのエネルギーは左右のアンバランスを発生してしまうのです。

3. 運動機能を促す


坐骨神経痛としびれフィート

足は歩行とともに柔軟性や運動能力を標準的な状態に保ち、肉体および精神を向上させることで重力とのバランスを環境学的に整え、健康に導く。(柔軟性や運動能力を高め、身体の強化や脳の発達を促す)
竹馬を思い浮かべて下さい。足元が不安定になると、その不安定を身体の上部が補うために硬くなるのです。変形した腰椎は周りの筋肉を刺激し硬くなった上に更に足裏の不安定を負担するために身体に力を入れてしまうのです。
運動能力の低下、柔軟性・敏捷性・調整能力の低下、持久力の低下、顔面転倒などを引き起こす原因になってしまうのです。

外反母趾と腰痛

慢性的な腰痛や坐骨神経痛症状に対し、検査によって"腰の骨の間隔が狭い""軟骨がつぶれている"などの変形を確認し、『原因は腰』と思い込みがちですが、本当の原因・正しいメカニズムから知らないと、根本から治せないばかりか慢性腰痛にしてしまう恐れがあるのです。
外反母趾や指上げ足(浮き指)などの足は、足指を踏ん張れないため、かかとに重心が片寄りクッション作用が極めて低下しています。


どのようにデトックスにalcholから

この弱った足が地面から受ける2つの有害なストレス、「過剰な衝撃とねじれ」を歩く度に腰に伝えてしまい、それが限界を超えた時、原因不明の腰痛となって噴き出すのです。その威力は想像以上に大きく、時間が経つにつれ腰の骨や軟骨をつぶし破壊してしまいます。特に外反母趾は、腰に前後・左右・上下のアンバランスやゆがみが生じさせ、例えば腰が反りすぎたり、逆に前に曲がりすぎたり、左右どちらかに重心が片寄ったり、本来あるべき自然な湾曲がなくなったりします。そして、そのゆがみの最も大きく力学的に最も弱くなっている箇所に、足からの過剰な衝撃波やねじれ波が集中して伝わると、次第に組織の破壊が進み最終的に限界を超えた時、しびれや痛みとなって私たちの身体に現れます。
また、ギックリ腰を起こしやすい人は、普段から痛みがなくてもすでにこうした要素が90%も腰に蓄積されており、残り10%のくしゃみや咳などのわずかな力が不意に加わることによって、100%の損傷をしたのと同様のダメージを受け、激痛が走るわけです。

外反母趾は左足にねじれのストレスの影響を多く受けるので、とりわけ左腰に大きく作用し、骨盤のゆがみや仙腸関節のズレ・軟部組織の損傷などが原因による左側の腰痛が起こったり、下肢に長短差が生じたり、身体を左側にひねったときだけポキポキという音がしたりします。 以上のことから、腰痛は腰と足裏をしっかり治療することが、早く確実な方法と言えます。


指上げ足(浮き指)と腰痛

外反母趾はよく知られるようになりましたが、指上げ足(浮き指)はまだ一般的に知られていないのが現状です。指上げ足とは、見た目の変形は確認できなくても、親指を甲側に反らしてみて90度以上倒れてしまうものです。特にこの指上げ足は、足指が浮き、付け根とかかとの2点歩行をしてしまうため、かかとをつく割合が極端に高いのです。
そして、ゆがみの最も大きく力学的に最も弱くなっている箇所に、かかとからの衝撃を反復して伝え、次第に組織破壊が進み限界を超えたとき、しびれや痛みとなって私たちの身体に現れるのです。

変形性の腰痛をはじめ、ヘルニア・分離症・すべり症・坐骨神経痛を起こす人たちは、たいてい「指上げ足」であり、足指の付け根や足指の背にタコができているのです。
そして大半の人が利き足にしている右足に、過剰な衝撃性のストレスが大きく影響している場合には、右側に腰痛が起こり、ヘルニア・分離症・すべり症など、骨や軟部組織の損傷を原因とした症状を引き起こすことが多々あります。これらは、『弱った足』から腰に伝わる過剰な『衝撃』による『疲労骨折』なのです。また、右腰から右大腿部にかけて、全体に散らしたような痛みやしびれ感があるのが特徴です。
腰痛は腰だけではなく、足裏からしっかり治療することが、必要不可欠なのです 。


スポーツと腰痛

実は、全スポーツ障害の80%が、負傷の瞬間を特定できない損傷であるという事実があります。今まで、これらの損傷に対し『使い過ぎ症候群』と言われていましたが、これには大きな矛盾があります。なぜなら、同じ条件でスポーツしても痛くなる者とならない者がいるからです。部活において、レギュラーを勝ち取り3倍の練習量を毎日こなしても何でもない者もいれば、補欠でベンチを温めているのにも関わらず、すぐにスポーツ障害を起こす者がいるというこの事実を知らなければなりません。一生においてこの差は大きく、一体何がこの両者の差を生んでいるのだろうと私はインターン時代から研究してきました。その答えこそが、外反母趾や指上げ足(浮き指)などであり、負傷の瞬間を特定できないスポーツ障害を起こす� ��のほとんどにこのような足裏の異常に伴う不安定があり、共通点になっているわけです。

足裏の異常は免震機能を著しく低下させ、時間経過とともに過剰な衝撃とねじれという有害なストレスになってしまうのです。例えを挙げましょう。
地震というのは、縦揺れと横揺れが瞬間的に発生したものであり、スポーツで言えば新鮮な損傷のことで、誰でも原因を特定することができます。ビルがひび割れたり倒壊したら、誰でも『震度7の地震のせいだ』と分かるわけです。しかし、この縦揺れと横揺れがたとえ震度2の大きさであっても、3か月・1年・5年と繰り返されてある日突然ビルが傾いたりつぶれても、原因が特定できないのです。
これをスポーツ障害の話に戻すと、使い過ぎ(オーバーユース)・変形・老化のせいとなり、今まで負傷の瞬間を特定できないスポーツ障害になっていたのです。


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